資金がいくら必要か、いかに調達するかを検討するために資金計画表の作成は必須です。必要な費用をしっかりと見積もった上で、自己資金はいくらか、不足分はどうするか具体的に計画書にまとめます。開業後軌道に乗るまでの費用も開業資金計画に盛り込みます。

ここでは、事業を行うにあたって必要な資金と、その資金をどうやって確保するのか?ということを記載します。日本政策金融公庫でも所定の書式にて作成することが求められます。

資金計画表(ネット通販業の例)(単位:万円)

必要な資金 金額 調達の方法 金額
保証金(事務所・倉庫)
什器備品
車両
ホームページ作成
60
40
150
50
自己資金 400
仕入れ
人件費
家賃
広告費
その他経費
240
60
30
50
20
親族・知人からの借入
金融機関からの借入
100
200
合計 700 合計 700

まずは設備資金。これは事業に必要な設備を揃えるのにかかる資金です。事務所や店舗を借りるための保証金・机や棚などの什器・パソコンなどの備品・車両などです。最近ではホームページの作成費用も設備資金といえると思います。設備資金の融資を受けるには見積書が必要となりますのでとっておきましょう。

次に運転資金。仕入代金・人件費・家賃などの諸経費です。事業が軌道に乗れば毎月の売上代金から支払えばいいのですが創業当初は売上がなかったり、入金が先になったり、また先にまとめて仕入れたりする必要がありますので運転資金には余裕が必要です。運転資金の目安は約3ヵ月分です。出来れば6ヶ月分位を用意しましょう。この設備資金と運転資金を合計した金額が、事業を始めるにあたって必要な資金ということになります。

右側は資金の集め方です。左側で計算した必要な資金をどうやって確保するのか?ということを記載していきます。まずは「自己資金」です。基本的には自分で貯めたお金です。
ついで親族・知人などから借りるお金、そして金融機関から調達(予定)資金があれば記載します。

左側から埋めていって必要金額を計算し、それから自己資金を引いて借入必要金額を出し、いったん表を完成させます。あまりにも自己資金比率が低い場合は設備を見直したり運転資金の削減を考えたりして何度も見直して完成度を高めていきましょう。