ネットショップという選択肢

ある程度の資金があってスモールビジネスを始めようとする場合、一般ユーザー向けの小売というのは有力な選択肢となってきます。かつてはお店を出店するとなるとそれこそ数千万規模の資金が必要な割に始めてみるまでことの成否がわからないというリスキーな商売だったのですが、近年では楽天市場初めネットショップを出店するハードルがどんどん低くなっていることもあり非常に参入が多くなっています。

ただ参入障壁が低いということはライバルも多く、また撤退する人も多いということも意味しています。
それでも資格の取得などの優位性があるならともかくアイディア一発で勝負するよりも、初期費用の割に(取扱い商品にもよりますが)最初からある程度の売上も見込めるため挑戦しがいのあるビジネスだと言えます。
ネットショップの場合、始めてからの創意工夫ももちろん大事ですが、一番重要なのは扱い商品(群)とターゲット顧客です。

扱い商品に関しては、起業してから決めるというよりも「これが売りたいから起業する」という場合がほとんどだと思いますので、あなたの眼力にかかっています。とは言うものの事前のリサーチはしっかりと行って下さいね。特に家族や知人へのリサーチは重要となってきます。知り合いですら興味を持ってもらえないものが赤の他人に売れるとわ思えませんので。

ターゲット顧客に関しては「ターゲットは出来る限り狭く」、「対象顧客は出来る限り広く」というのが基本です。
例えば、石けんという商品はほぼ日本人すべてが対象顧客です。その中で「30代女性の乾燥肌が気になっている方」という絞り込んだターゲットに訴求していくのです。
それとは反対に剣道の道具というのは、(出入りはあるにせよ)対象顧客がかなり限られてきます。こういった極めてニッチな商品というのは、それこそ圧倒的に日本一を目指すくらいの意気込みで始めたいところです。

またどこで売るかという問題ですが、今日本で一番大きなショッピングモールは間違いなく楽天市場です。
それとは別に自社サイトで売るという選択肢もあります。
簡単に言ってしまうと、資金に余裕があり対象顧客が広くある程度粗利が稼げるなら楽天でしょう。いきなりある程度の売上が見込めます。
対象顧客があまり広くなく、ニッチな市場を相手にするなら自社サイトで着実に始めるという方法が良いと思います。

どちらにしてもネットショップの場合、売り方も値段も品揃えもすべてライバルに筒抜けな状態ですので、逆に事前にしっかり調査をして取り扱い予定商品のネットショップに関してはすべて頭に入っているという状態にしてから始めて下さい。