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【沖縄県那覇市】市内事業者事業刷新支援事業補助金(第3期締切)

地方自治体では、地域の活性化や中小企業支援のために、さまざまな補助金制度を提供しています。補助金を上手に活用することで、新規事業の立ち上げや設備投資、人材育成などの費用負担を軽減できるため、多くの企業が成長の一助としています。

今回は、沖縄県那覇市の「市内事業者事業刷新支援事業補助金」をご紹介します。

1.市内事業者事業刷新支援事業補助金とは?

市内事業者事業刷新支援事業補助金とは、沖縄県那覇市の事業者が倒産の回避や雇用を守ることを目指しながら、業態転換や新事業への挑戦等、新たな取り組みについて補助金を交付するものです。

令和6年6月5日より公募開始しており、現在、第3期の募集(締切:令和6年10月30日)を行っています。本補助金には必ず審査(書類書類とプレゼンテーション)があり、適用される事業や条件が定められています。そのため、事前にしっかりと準備し、計画書や事業内容を明確に示すことが重要です。

2. 対象事業

ここでは、本補助金を受けるための対象事業の種類を紹介します。

  • 既存事業の業態転換や新事業への取り組みであること
    業態転換とは、既存事業のサービスや製品の提供方法を変更し、市場や顧客ターゲットを変えて取り組むことを指します。また、新事業とは、これまで全く取り組んだことのない事業や業種を行い、新たな市場に取り組むことを指します。
  • 金融機関等と相談・連携して策定した経営計画に基づいた事業であること
    単独で事業計画を策定するのではなく、外部の支援機関(商工会議所や沖縄県産業振興公社、認定支援機関など)と連携して作成する必要があります。
  • 総事業費が150万円未満であり、国の持続化補助金と事業再構築補助金等の対象とならないこと
    事業にかかる経費が150万円未満であることから、比較的少額な取り組みが対象となります。また、中小企業庁が行う補助金と同じ内容で申請することはできません。同じ内容で、国と県や市から同時に補助金をもらうことはできないということです。
  • 地域経済の振興に資する事業であること
    環境保護やエネルギー効率向上に取り組む企業に対して、設備投資や技術開発に対する補助が行われます。持続可能な地域づくりを促進するため、再生可能エネルギーや省エネルギー機器の導入に積極的な企業にとって有利です。

3. 補助金の申請手順

補助金申請は、計画的かつ詳細な準備が成功の鍵を握ります。申請手順を以下にまとめます。

  1. 事前書類を準備する
    事前に必要な書類(1)~(3)を準備します。ただし、審査上必要な書類を追加で求められる場合がありますので、求められた場合は速やかに提出しましょう。
    (1)履歴事項全部証明書(法人のみ)
    (2)開業届(個人事業主のみ)
    (3)直近の決算書・確定申告書、那覇市の納税証明書(共通)
  2. 事業計画の作成
    補助金を受けるためには、具体的かつ実現可能な事業計画が必要です。指定された経営計画書の様式(参考様式1)には、現在の状況、新事業や事業転換の内容、スケジュール、売上成果などを明記し、審査員にとって分かりやすい内容を記載していきます。
  3. 補助金の適用要件を確認
    補助金はそれぞれ対象となる事業や企業の条件が異なります。自社の事業が該当するかどうかを慎重に確認しましょう。申請条件に合致しない場合、審査で却下される可能性があります。
    本補助金の主な要件としては、以下があります。その他にも細かい要件がありますので、確認しておきましょう。
    (1)創業から1年を経過していること
    (2)年度内に補助金の交付を受けていないこと
    (3)市税を滞納していないこと
    (4)事業完了後、アンケート調査への協力が可能なこと
    (5)総事業費の2/3以内、限度額100万円未満、予算の範囲内で千円未満切り捨て
  4. 申請書の提出と審査
    申請書類を揃え、提出期限を守って提出します。申請後は審査が行われ、採択されれば補助金が支給されますが、審査には数週間から数ヶ月かかることがあります。
    本補助金では、令和6年10月30日が書類の締切となっており、書類審査とプレゼンテーション審査を経て、11月上旬に補助金が決定します。
  5. 事業遂行と報告
    採択された場合、事業を進める際には、適切な支出や進行状況の報告が求められます。補助金を不正に利用した場合、返還を求められることもありますので、正確な管理が必要です。
    本補助金では、令和7月1月までに事業を完了し、報告を行う必要があります。

4. 補助金申請のコツ

地方補助金を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。

  • 地域ニーズに応じた事業を計画する
    地方自治体の補助金は、地域の特性やニーズに合った事業が優先的に採択される傾向があります。そのため、地域社会にどのように貢献するかを考慮し、事業計画に反映させることが重要です。
  • 適切なアドバイザーに相談する
    補助金の申請手続きは複雑なことが多く、専門的な知識が必要です。行政書士やコンサルタントといった専門家に相談することで、スムーズに申請を進めることができるでしょう。また、採択後の報告義務にも対応するため、信頼できるパートナーを見つけることも一案です。
  • 期限を守る
    補助金の申請には期限があり、締め切りを過ぎると申請できなくなります。応募期間が限られているため、早めの準備と計画的な申請が必要です。

5. 補助金を活用した事例

本補助金の令和5年度実績では、
・スイーツの冷凍自動販売機を設置し、販路拡大
・カレー屋がソフトクリーム製造設備を導入し新メニューを開発
・旅行会社がドローンビジネスを新たに事業展開
以上の事業で補助金を活用しています。新たな事業展開に向けて計画を取りまとめていきましょう。


まとめ

沖縄県那覇市の補助金を活用することで、地域の中小企業や地域経済の発展に大きな助力となります。制度の特徴を理解し、適切に活用することで、成長のチャンスを掴むことができるでしょう。補助金に関する詳細や最新情報は、自治体のホームページや専門家に相談して確認することをお勧めします。

弊センターは補助金のサポート支援機関です

~あなたの総合窓口へ~ 一般社団法人 中小企業支援センター

一般社団法人 中小企業支援センターは、沖縄県那覇市が行う「市内事業者事業刷新支援事業補助金」のサポート・支援を行っております。

愛知県名古屋市に本店を置き、全国域で中小企業の創業期から成長期に至るまでトータルサポートする一般社団法人です。創業融資支援、開業支援、補助金・助成金支援など経営課題の解決を行っております。プロフェッショナル専門家の士業と提携し、豊富な知識と経験で未来を共に創ります。

第3期の締切は、令和6年10月30までとなっておりますので、お早目の相談をお願いいたします。


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